若い彼女たちの体の輪郭だけを 彼らの瞳はくり抜く 夜毎、彼女たちは名前を呼びきゅるきゅると踊る ぽかぽかと暖かい休日の近所の小さな公園に寄り道をした時に見せるような笑顔で彼らの顔を覗き込む 絶えず変容する街に関心を持つ者はおらず 彼らの顔と時計からリズムを得たくり抜きの彼女たちは 時代を超えた天女たちと手を取り 夢のように美しい羽衣でかわいそうな街のそこかしこに降り立っては舞い 新たな中身で満たそうと一人消えゆく ← 春